夢日記のつけ方
夢日記をつけておくと、夢の理解が進むうえに心の整理にもとても効果があります。
日常を観察して、現実と夢とが符合していくのに気づくと、夢が伝えてくることがわかるようになってきます。
用意するのは、ノートと筆記用具。あるいは、スマホやタブレット。
書いておきたいのは4つ。
① 日付
② 夢の内容
③ 目覚めてすぐに感じたこと、思い出したこと
④体感
目が覚めたとき、夢を覚えていたら、そのまま一度、夢をひととおり頭の中で思い出します。
このとき、起きたときの姿勢、夢を見ていた時の姿勢のまま動かずにいると、夢を忘れずに思い出せるといわれています。
その後すぐ、忘れないうちに書とめるといいといわれていますが、人によっては、朝の忙しいひと時が終わったその後など、じっくり夢を落ち着いて書き留める時間、心の状態を待って、書くのもいいでしょう。
(ちなみに、わたしは、じっくり派です)
自分の姿、他の誰か、動物、植物、話した言葉、周りの風景。
思い出したものすべてを記録します。
人物の配置やこっちあっちなどの方向、歩いてきた道筋といった、言葉にしにくいものは絵や図に描いておきます。
自分がしていたこと、話していたこと、考えたり思ったり、感じていること。自分の姿。着ている洋服や色、ヘアスタイル、など自分がどうだったかは、特に丁寧に描いておきたいものです。
夢の内容は、夢のストーリーに沿って、「~している」「~を見ている」というように現在形で、文章にしていきます。
ストーリーや場面が不自然にとんだり、不条理なシーンがあったり、不思議なものがあらわれたりしますが、記録するときにはそれらを無理にわかりやすいものに変えたり、つじつまあわせをせずに、そのまま書き留めます。夢を読み解くときに大事なポイントになります。
長い夢のワンシーンだけを覚えているときは、そのシーンだけからでも後で引き出せるものがありますので、記録しておきます。
目覚めてすぐに感じたこと、思い出したことがあれば、それも書いておくと夢のメッセージがとりやすくなります。前日の印象的な出来事や寝る前に目にした情報などは影響力が大きいので、思い出したなら書いておきましょう。
日付はとっても重要なので忘れないように。
体感を伴うときは、それも書いておきます。夢の中でどうだったかだけでなく、目覚めのときにどうだったかも書いておきます。
怖い夢を見たら、それをいちいち思い出したり記録にするなんてとんでもない、と思うかもしれませんが、リアルに書き留められるとそれだけで達成感があったりしますし、
なにより、気持ちがすっきりして、あまり気にならなくなります。
そして、書いていくうちに夢が腑に落ちることも、わからないままの時もありますけど、ある時、ああ、このことか、とわかるときがやってくるものです。
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